2025年6月、原口氏は再び健康状態をめぐって大きく報じられました。今度はがん治療ではなく、肋骨の複数箇所を骨折する大けがによる入院です。
6月16日未明、原口氏のスタッフが負傷による入院を発表し、予定していた活動をすべてキャンセルすると報告しました。その後、本人もXで負傷の経緯を説明しています。
ベッドから転落したと説明、酸素吸入も必要に原口氏の説明によると、2025年6月15日の夜、佐賀市内の自宅で疲れて眠っていたところ、突然強い衝撃を感じ、気がつくとベッドから投げ出されていたといいます。
6月16日深夜の本人の投稿では、左脇腹の肋骨7本を骨折し、右目の周辺にも打撲とみられる腫れが生じたと説明。自分で救急車を呼んで搬送されたものの、痛みで十分に息を吸えず、酸素吸入を受けていることも明かしました。
当時は通常国会の会期中であり、国会日程や講演、支援者との会合などにも影響が出ました。
なお、骨折した本数には報道上の違いがあります。6月16日の本人の投稿では7本でしたが、6月25日に退院を報告したYouTube配信では、本人が肋骨8本を折ったと説明しています。
このため、検索されることの多い「肋骨7本骨折」は当初の本人発表に基づく情報であり、退院時には8本という説明もあったことを押さえておく必要があります。
暴行や事件に巻き込まれたのか?けがの状況が大きかったことから、SNS上では事故の原因を疑う声も出ました。
これに対して原口氏は6月17日、ベッドから落ちたことは事実であり、暴行を受けたわけではないと説明しました。また、右目周辺の打撲については、椅子の脚にぶつかった可能性に言及しています。
6月23日にも、骨折を疑うSNS上の反応に対し、痛み止めを処方されながら活動していると説明しました。
6月25日には自身のYouTube配信で退院を報告。原因については、眠っていたため詳しい状況が分からないという趣旨の説明を続けています。
したがって、公開された説明から分かるのは、本人が睡眠中のベッドからの転落を負傷の経緯として説明していること、そして本人が暴行を否定していることです。事故の医学的・物理的な原因まで確定したという情報はありません。
骨の難病が2025年の骨折に影響した可能性は?ここで気になるのが、2016年に公表した骨形成不全症との関係です。
骨形成不全症は骨折しやすさにつながる疾患であるため、2025年の多数の肋骨骨折と関連があるのではないかと考える人もいるでしょう。
しかし、2025年の骨折について、骨形成不全症が直接の原因だったとする医師の診断や検査結果は公表されていません。
骨の難病を抱えているという過去の情報だけで、今回のけがの原因を決めつけることはできません。骨折の発生状況と基礎疾患の影響は、医療機関による個別の評価が必要な問題です。
【原因と真相】原口一博のがんと新型コロナワクチンに因果関係はある?

原口氏の病気を調べる際、もう一つ注目されるのが新型コロナワクチンとの関係です。
原口氏本人は、がんの発症とワクチン接種の関係を疑っている旨を過去の対談などで語っています。しかし、本人の疑念や接種歴と、医学的に因果関係が証明されたことは別問題です。
原口氏本人はワクチンとの関係を疑っていた2023年の対談では、原口氏は悪性リンパ腫を公表した理由の一つとして、ワクチンとの関係を強く疑ったことにも言及しています。
本人が自らの病気とワクチン接種の関係を問題視していたことは、当時の発言から読み取れます。
ただし、接種後に病気が発覚したという時間的な順序だけでは、ワクチンががんを発生させたとは証明できません。特定の個人について因果関係を判断するには、接種歴だけでなく、医学的検査や病理学的情報、他の発症要因などを総合的に検討する必要があります。
国立がん研究センターが紹介する科学的な見解国立がん研究センター東病院の「がん患者さんへの新型コロナワクチン接種Q&A」では、米国国立がん研究所(NCI)の見解が紹介されています。
その内容は、新型コロナワクチンががんを引き起こす、がんを再発させる、あるいは病勢を進行させるという証拠はない、というものです。
これは原口氏個人の診断結果を直接評価したものではありませんが、ワクチンとがんの一般的な因果関係を考えるうえで重要な医学的情報です。
厚生労働省もワクチン接種後の副反応疑いについて、医学的・薬学的観点から評価する仕組みを設けています。副反応疑いの報告があることと、特定の病気との因果関係が証明されていることは区別されています。
2026年10月29日にはワクチンをめぐる訴訟判決も2026年の最新動向として見逃せないのが、10月29日に東京地方裁判所で言い渡されたMeiji Seika ファルマとの訴訟判決です。
同社は、原口氏が2024年にSNSや動画などで同社のレプリコンワクチンを「生物兵器」「人体実験」などと表現したことについて、名誉を傷つけられたとして1000万円の損害賠償を求めていました。
東京地裁は、問題となった発言について客観的証拠がなく、名誉毀損が成立すると判断し、原口氏に220万円の支払いを命じました。
ただし、この判決は製薬会社に対する発言の名誉毀損をめぐる民事訴訟です。原口氏自身の悪性リンパ腫がワクチンによって発症したかどうかを医学的に判定した裁判ではありません。
したがって、この判決と原口氏個人のがんの発症原因は、別の問題として理解する必要があります。
【2026年最新】原口一博の現在の健康状態は?がん再発や骨の難病の状況
2026年11月4日現在、原口氏の健康状態について最も知りたいのは、悪性リンパ腫が再発していないか、骨形成不全症の症状が続いているか、そして2025年の肋骨骨折から回復したのかという点でしょう。
公開されている情報を整理すると、2023年には本人によるがん消失の報告があり、2025年6月には骨折による入院と退院が報告されています。一方、2026年の最新の血液検査結果や画像検査、がんの再発の有無などを示す医学的な発表は確認されていません。
悪性リンパ腫は再発していないのか2023年6月12日の国会で、原口氏は治療から約5か月後にがんが消えたと報告しました。
この報告は治療の大きな節目ですが、悪性リンパ腫は治療後も経過観察が必要になる病気です。本人ががんの消失を報告したことだけから、2026年まで再発していないと断定することはできません。
2026年11月時点で、再発を公表した確かな情報も確認されていません。したがって、正確な表現は「2023年にがんの消失を報告したが、2026年現在の再発の有無は公表情報から判断できない」となります。
骨形成不全症は現在も治療が必要なのか2016年に公表された骨の難病についても、2026年現在の治療内容や骨密度、骨折頻度などの詳細は明らかになっていません。
骨形成不全症は、骨の強度や形成に関わる遺伝性疾患です。症状の程度には個人差があり、骨折の頻度や日常生活への影響も一律ではありません。
2025年の肋骨骨折は大きなけがでしたが、それが骨形成不全症の進行を意味するわけではありません。現在の病状を判断するには、本人の近況報告だけでなく、医療機関での検査や診断が必要です。
2026年の政治活動と本人の近況政治活動については、2026年2月8日の衆議院議員総選挙で、原口氏は佐賀1区から立候補しましたが、議席を獲得できませんでした。
翌9日にはXの生配信で敗戦について語っています。これは2026年の本人の公的な活動を確認できる出来事ですが、政治活動を続けていることだけで医学的な健康状態を評価することはできません。
さらに2026年10月29日には、前述のワクチンをめぐる訴訟の判決が報じられました。
こうした政治・社会面のニュースは続いているものの、2026年11月4日現在、悪性リンパ腫の再発状況や骨の難病の最新の治療状況を明らかにする具体的な医学情報は公表されていません。
【よくある質問】原口一博の病気に関するFAQ
Q1:原口一博の病気は悪性リンパ腫だったのですか?
A1:はい。2023年1月末にステージ2のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫と診断されたことを本人が公表しています。4月に闘病を明かし、6月12日には国会でがんが消えたと報告しました。
Q2:原口一博は抗がん剤治療を受けたのですか?
A2:本人は投薬治療を続けていたと説明しています。また、治療中に髪の毛が抜け、ウィッグを使用していたことも公表しています。ただし、具体的な抗がん剤の薬剤名や投与量などは公表情報から確認できません。
Q3:原口一博のがんは完治したのですか?
A3:2023年6月に本人が「がんが消えた」と報告しています。ただし、医学的な完全寛解の判定内容や、その後の再発の有無は公表されていないため、2026年現在の完治を断定することはできません。
Q4:原口一博が2016年に公表した骨の難病は何ですか?
A4:遺伝性の骨の難病です。当時の報道では骨形成不全症と伝えられました。骨がもろくなり、骨折しやすくなる疾患です。
Q5:2025年の入院理由は何だったのですか?
A5:2025年6月、本人は睡眠中にベッドから転落したと説明し、肋骨7本の骨折と右目周辺の打撲を報告しました。6月25日の退院配信では、骨折した肋骨を8本と説明しています。
Q6:原口一博のがんは新型コロナワクチンが原因だったのですか?
A6:本人はワクチン接種との関係を疑う発言をしていますが、ワクチンが原口氏の悪性リンパ腫を引き起こしたと医学的に証明された情報はありません。国立がん研究センター東病院が紹介する米国国立がん研究所の見解でも、新型コロナワクチンががんを引き起こすという証拠はないとされています。
原口一博氏の病歴を振り返ると、2016年の骨の難病の公表、2023年の悪性リンパ腫の診断と治療、そして2025年の肋骨骨折による入院という、大きな出来事が確認できます。
特に2023年の悪性リンパ腫については、ステージ2のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫と診断されたこと、治療中に脱毛があったこと、同年6月に本人が「がんが消えた」と報告したことが重要です。
2016年の骨の難病については、骨形成不全症と報道されており、2025年の多数の肋骨骨折との関連にも関心が集まりました。ただし、骨折の直接的な原因が難病だったと確認されたわけではありません。
また、新型コロナワクチンとの因果関係については、本人の見解と医学的な証拠を分けて考える必要があります。2026年10月の東京地裁判決も、ワクチン製造会社への発言をめぐる名誉毀損訴訟であり、本人のがんの発症原因を確定したものではありません。
2026年11月現在の最大の要点は、2023年にがん消失の報告があった一方、その後の再発の有無や現在の骨の状態については、最新の医学的情報が公表されていないことです。
今後、原口氏本人から新たな健康状態や検査結果について発信があれば、2023年の治療後の経過と2025年の骨折からの回復を理解するうえで重要な情報になります。病歴を正しく理解するには、本人の発言、医療機関の医学的見解、報道された事実をそれぞれ区別して受け止めることが大切です。