横浜流星のピンク髪といえば、2019年のTBSドラマ『初めて恋をした日に読む話』で演じた「ゆりゆり」こと由利匡平の姿を思い浮かべる人も多いのと考えられます。鮮やかなピンク色の髪と、クールな表情の奥にある純粋さが大きな反響を呼び、「無敵ピンク」という呼び名とともに横浜流星の代表的なビジュアルとして定着しました。
実は、この髪色はウィッグではなく、本人の地毛を染めたものです。役作りのために初めてピンクヘアに挑戦し、撮影中は5日に1回という頻度で染め直していたことも明らかになっています。加えて、その後は映画『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』で赤髪、2019年春には茶髪へと変化しました。2026年の現在、当時の本人コメントや報道を振り返りながら、ピンク髪が誕生した理由と知られざる撮影の裏側を整理します。
【横浜流星のピンク髪とは?】「ゆりゆり」こと由利匡平役で誕生した伝説のビジュアル

横浜流星のピンク髪が初めて大きな注目を集めたのは、2019年1月期にTBS系で放送された連続ドラマ『初めて恋をした日に読む話』です。通称「はじこい」と呼ばれる同作は、持田あきによる同名漫画を原作としたラブコメディーです。
主演は深田恭子。彼女が演じたのは、大学受験や就職活動、婚活に失敗しながらも塾講師として働く春見順子です。そんな順子の前に現れる男性の一人が、横浜流星演じる高校生・由利匡平でした。
由利匡平はどんなキャラクター?由利匡平は、ピンク色の髪が印象的な高校2年生。父親は文部科学省の高級官僚で、家庭環境に複雑な事情を抱えています。口数が少なく、周囲には冷めた態度を見せる一方、内面には強い意志と情の深さを持つ人物です。
順子との出会いをきっかけに、これまで諦めていた将来と向き合い、東京大学合格を目指すようになります。順子への一途な思いも物語の大きな見どころでした。
由利という名字と匡平の名前から、ファンやメディアでは「ゆりゆり」という愛称が広まりました。ピンク髪の印象が強かったことから、「無敵ピンクのゆりゆり」という表現も定着していきます。
なぜピンク髪がこれほど印象に残ったのか大きな理由は、原作漫画のキャラクターデザインを実写でも忠実に再現したことです。持田あきの原作において、由利匡平のピンク髪はキャラクターを象徴する重要な特徴でした。
実写化にあたり、単に髪色を変えるだけではなく、現実の高校生として自然に存在するピンクを表現する必要がありました。奇抜さだけが前面に出てしまえば、匡平の繊細さや純粋さが伝わりにくくなります。
横浜流星の透明感のある表情や落ち着いた雰囲気と、鮮やかな髪色との対比も印象的でした。ピンクという大胆な色が、キャラクターの個性を視覚的に伝える役割を果たしていたのです。
【横浜流星がピンク髪にした理由】本人コメントから判明した役作りのこだわり
横浜流星がピンク髪にした理由は、ファッション上の好みや私生活でのイメージチェンジではありません。由利匡平というキャラクターを実写で表現するための、徹底した役作りでした。
TBSの番組公式発表では、横浜流星が役作りのために髪をピンク色に染めたことが紹介されています。当時のコメントからは、本人も髪色を作品の重要な要素として捉えていたことが分かります。
「匡平が髪をピンクに染めている、というのはこのお話でとても大切な部分だと思っています。」
加えて、横浜は実写で自然なピンクを表現する難しさにも言及。監督やスタッフと試行錯誤を重ね、現在の髪色にたどり着いたと説明しています。
人生初のピンク髪だった2018年12月24日に開催されたTBSのクリスマススペシャルイベントでは、横浜流星本人がピンク髪について語っています。
本人によれば、ピンクに染めるのは人生で初めて。イベントでは、今後も同じ髪色にする機会はないかもしれないと冗談交じりに話していました。
つまり、ピンク髪は本人の定番スタイルではなく、由利匡平という役柄に向き合うために選んだ特別なビジュアルだったのです。
地毛を染めた?ウィッグではなかったのかこの点は、当時の報道と本人の発言から明確に整理できます。横浜流星は地毛を染めて撮影に臨んでいました。
第100回ザテレビジョンドラマアカデミー賞の受賞インタビューや当時の報道でも、地毛を5日に1回染めていたことが紹介されています。
したがって、横浜流星のピンク髪は撮影時だけ着用するウィッグではなく、実際の髪を染めて作り上げた役作りの一環でした。
【5日に1回染め直し】横浜流星が明かしたピンク髪の維持と髪への負担
横浜流星のピンク髪が話題になった理由は、その鮮やかな色合いだけではありません。視聴者を驚かせたのが、維持するために必要だった染め直しの頻度です。
2018年12月24日のイベントで、本人は髪の手入れについて次のように明かしました。
「手入れはやっぱり大変ですね。5日に1回染めていて、髪の毛がどんどん変化してます(笑)。」
この発言はTBS公式サイトの現場レポートにも掲載されています。
なぜ5日に1回も染め直す必要があったのかピンク系のヘアカラーは、色の鮮やかさを維持することが難しいカラーの一つです。撮影では、シーンごとに髪色の印象が大きく変わらないようにする必要があります。
特に由利匡平の場合、ピンク髪はキャラクターを見分ける重要な特徴です。色が薄くなったり、異なる色味に変わったりすると、視覚的な統一感にも影響します。
横浜流星が5日に1回染め直していたという事実は、ドラマのビジュアルを維持するために相当な手間をかけていたことを示しています。
本人が心配していた髪質の変化当時のイベントでは、もともとサラサラだった髪質が変化していることも明かしていました。加えて、撮影終了まで髪が抜けてしまわないか心配だと、笑いを交えて語っています。
その後、2019年9月15日に行われた2020年カレンダー発売記念イベントでも、ピンク髪の影響について言及しました。
オリコンニュースによると、横浜は当時、次のように振り返っています。
「あの5ヶ月は『ハゲてもいい』という気持ちで撮影していた。」
加えて、撮影終了後も髪が切れることがあると話していました。
ここで注目したいのは、本人が実際に語ったのは髪質の変化や切れ毛への影響であり、完全に脱毛したという話ではないことです。印象的な発言だけが独り歩きしないよう、実際のコメントの内容を区別しておきたいところです。
横浜流星の2019年は、髪色の変化という点でも印象的な時期でした。ドラマ『初めて恋をした日に読む話』のピンク髪から、映画『L・DK』の赤髪、そして舞台あいさつで披露した茶髪へと、短期間で異なる姿を見せています。
ここで重要なのは、赤髪と茶髪が同じタイミングの髪色ではないことです。映画の役柄としての赤髪と、映画のイベントで披露した茶髪は分けて理解する必要があります。
| 時期 | 作品・出来事 | 髪色・エピソード |
|---|---|---|
| 2018年12月24日 | はじこいのクリスマスイベント | 人生初のピンク髪。5日に1回染め直すと本人が説明。 |
| 2019年1月15日 | 『初めて恋をした日に読む話』放送開始 | 由利匡平役として無敵ピンクが注目される。 |
| 2019年3月19日 | はじこい最終回 | ゆりゆりのピンク髪が視聴者の記憶に残る。 |
| 2019年3月21日 | 映画『L・DK』公開 | 久我山玲苑役で赤髪を披露。 |
| 2019年4月2日 | 『L・DK』大ヒット記念舞台あいさつ | ピンクから茶髪にイメージチェンジ。 |
| 2019年5月 | ドラマアカデミー賞受賞インタビュー | 撮影終了後も約2週間ピンク髪を維持していたと告白。 |
| 2019年9月15日 | 2020年カレンダー発売記念イベント | ピンク髪の撮影による髪への影響を振り返る。 |
2019年3月21日に公開された映画『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』では、横浜流星は久我山玲苑を演じました。
この作品での髪色はピンクではなく赤。アメリカ育ちのやんちゃな高校生という役柄に合わせたビジュアルです。
2019年3月24日のWEBザテレビジョンの記事では、ピンク髪の由利匡平から赤髪の久我山玲苑への変化が紹介されています。同記事では、映画でも地毛を赤く染めて役作りに臨んだことが伝えられました。
同作について横浜は、直前の作品とは正反対の部分を見せて観客を驚かせたいという意図を語っています。単に色を変えるだけではなく、役柄ごとに異なる印象を作ろうとしていたことがうかがえます。
2019年4月には茶髪のニューヘアを披露赤髪のイメージが強い映画『L・DK』ですが、2019年4月2日の大ヒット記念舞台あいさつでは、横浜流星は茶髪姿で登場しました。
MANTANWEBによると、本人は「ニューヘアの横浜です」とあいさつ。ピンク髪からの大胆な変化に、会場の女性客から歓声が上がりました。
つまり、2019年の髪色の変遷は、次のように整理できます。
- ピンク:ドラマ『初めて恋をした日に読む話』の由利匡平。
- 赤:映画『L・DK』の久我山玲苑。
- 茶色:2019年4月の映画舞台あいさつで披露したニューヘア。
この違いを押さえておけば、当時の画像を見比べたときに混乱することもありません。
【横浜流星のピンク髪の評判】無敵ピンクが社会現象級の人気を集めた理由
横浜流星のピンク髪は、単なる役作りの成功にとどまりませんでした。由利匡平というキャラクターと本人の魅力が結びつき、俳優としての知名度を大きく押し上げる転機になりました。
ドラマアカデミー賞の助演男優賞を受賞その評価を示す出来事が、2019年の第100回ザテレビジョンドラマアカデミー賞です。
横浜流星は『初めて恋をした日に読む話』で助演男優賞の1位を獲得しました。同賞は読者票、記者票、審査員票などによって選出され、横浜は読者票と記者票でも1位となっています。
受賞結果では、ピンク髪が似合っていたことや、ゆりゆりの純粋さが伝わってきたことなどが支持の理由として紹介されました。原作のイメージに合った髪色も、多くの視聴者に評価されていたのです。
東京ドラマアウォード2019でも助演男優賞加えて、TBS公式発表によると、横浜流星は『初めて恋をした日に読む話』で東京ドラマアウォード2019の助演男優賞を受賞しました。
本人は受賞に際し、演じた匡平について、自身も学生時代に極真空手に真っすぐ向き合っていた経験があり、受験勉強や順子への一途さに共感できたと語っています。
ここから分かるのは、評価されたのがピンク髪という外見だけではなかったことです。髪色による強い印象に加え、キャラクターの純粋さや不器用さを丁寧に表現した演技が支持されていました。
撮影終了後もピンク髪を残していた理由第100回ドラマアカデミー賞の受賞インタビューでは、横浜流星が撮影終了後のエピソードも明かしています。
実は、撮影が終わってからも約2週間はピンク髪のままだったそうです。他の撮影がなかったことも理由の一つですが、本人は自分でも匡平ロスだったのかもしれないと振り返りました。
加えて、髪色を元に戻すときには寂しさも感じたといいます。
役柄から離れることへの名残惜しさが伝わるエピソードです。5日に1回染め直すほど苦労した髪色でありながら、本人にとっても思い入れのある役の象徴になっていたことが分かります。
【プロの結論】横浜流星のピンク髪は役作りと俳優としての転機を象徴する
横浜流星のピンク髪を振り返る際、最も重要なのは、単なる奇抜なヘアカラーとして捉えないことです。
この髪色には、原作漫画の再現、実写ドラマとしてのリアリティー、俳優本人の役作り、撮影現場での継続的なメンテナンスという複数の要素が重なっています。
ピンク髪が成功した3つの理由1. 原作のキャラクター性を尊重したこと。
由利匡平にとってピンク髪は、作品を象徴する重要なビジュアルでした。原作の特徴を残したことで、漫画を読んでいた人にもキャラクターの印象が伝わりやすくなりました。
2. 本人の地毛を使ったリアルな表現。
地毛を染め、自然に見える色味をスタッフと試行錯誤したことで、実写作品としての説得力が生まれました。
3. 髪色と演技が一体になっていたこと。
ピンク髪だけが注目されたのではなく、匡平の不器用な優しさや一途な恋心が演技によって伝わったことが、人気につながりました。
当時の画像や髪色を調べるときの判断基準「はじこいのピンク髪画像」を探す場合、次の3点を意識すると、当時の横浜流星の姿を正しく整理できます。
- 作品を確認する:ピンク髪なら『初めて恋をした日に読む話』、赤髪なら映画『L・DK』の久我山玲苑を確認する。
- 撮影時期を確認する:2019年3月の映画公開時と、4月2日の舞台あいさつでは髪色が異なる。
- 役柄と本人の髪色を区別する:作品内の役作りによるカラーと、イベントで披露したニューヘアは同じものではない。
特に、赤髪の映画写真と茶髪の舞台あいさつ写真を同一の髪色変化として扱わないことが大切です。
横浜流星のピンク髪は、原作へのリスペクトと本人の努力が形になったビジュアルでした。5日に1回の染め直しや撮影終了後の髪への影響まで含めて考えると、あの鮮やかな色には相応の覚悟が込められていたことが分かります。
【横浜流星のピンク髪】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:横浜流星のピンク髪は何のドラマで披露された?
A1:2019年放送のTBSドラマ『初めて恋をした日に読む話』です。横浜流星は、ピンク髪の高校生・由利匡平、通称「ゆりゆり」を演じました。
Q2:横浜流星のピンク髪は地毛?ウィッグ?
A2:地毛です。本人のコメントや当時の報道で、地毛を染めて撮影に臨んでいたことが確認できます。
Q3:なぜ5日に1回も染め直していたの?
A3:役柄を象徴するピンク色を撮影中も維持するためです。2018年12月24日のTBS公式イベントレポートで、本人が5日に1回染めていたと説明しています。
Q4:横浜流星のピンク髪の後は何色になった?
A4:映画『L・DK』では役作りで赤髪になり、2019年4月2日の舞台あいさつでは茶髪を披露しました。
Q5:「無敵ピンク」と呼ばれるようになった理由は?
A5:『初めて恋をした日に読む話』の由利匡平役で見せた印象的なピンク髪が、多くの視聴者やメディアに強く支持されたためです。原作のイメージに忠実な髪色も高く評価されました。
Q6:撮影終了後もピンク髪だったの?
A6:はい。横浜流星本人によると、撮影終了後も約2週間はピンク髪のままでした。髪色を戻す際には寂しさを感じたと振り返っています。
横浜流星のピンク髪は、2019年のドラマ『初めて恋をした日に読む話』で由利匡平を演じるために生まれた特別なヘアスタイルです。
本人の地毛を染め、5日に1回の頻度でメンテナンスを続けたことや、髪質の変化を心配していたことは、当時の公式イベントレポートや報道でも明らかになっています。
その後、映画『L・DK』では赤髪の久我山玲苑を演じ、2019年4月には茶髪姿を披露。役柄に合わせて大胆に印象を変える俳優としての姿勢も注目されました。
そして、ピンク髪を象徴とする「ゆりゆり」は、助演男優賞の受賞にもつながる大きな転機となりました。
2026年に改めて当時を振り返っても、あのピンク髪が印象に残る理由は色の鮮やかさだけではありません。原作へのこだわり、本人の努力、そして由利匡平というキャラクターに命を吹き込んだ演技。そのすべてが重なって生まれた、横浜流星の代表的な役作りの一つなのです。