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冷蔵庫の霜取り方法を徹底解説!時間・電源の切り方とNG行為、再発防止策【2026年版】

霧島 直人 霧島 直人 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
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冷蔵庫の冷凍室に厚い霜がつき、食品が取り出しにくくなったり、引き出しが閉まりにくくなったりしていませんか。冷蔵庫の霜取りは、冷却方式に合った手順で行うことが基本です。自動霜取り機能がある機種と、手動で霜を溶かす必要がある機種では、電源の扱いから作業時間まで異なります。

霜を早く取り除こうとして、ナイフで削ったり、ドライヤーで熱風を当てたりするのは危険です。冷却用配管を傷つけると、冷蔵庫が故障するだけでなく、冷媒漏れなどの重大なトラブルにつながるおそれがあります。2026年現在、メーカー各社の取扱説明書や公式サポート情報を踏まえ、事前準備、正しい霜取り方法、食材の保管、再発防止、修理費用の目安まで解説します。

【原因を知る】冷蔵庫に霜がつく理由と自動霜取り・手動霜取りの違い

冷蔵庫の霜取り

冷蔵庫に霜がつく主な原因は、庫内に入り込んだ湿気です。ドアを開けると、室内の暖かく湿った空気が庫内に入ります。その空気が冷却器などの冷たい部分に触れると、水分が結露し、さらに冷やされて氷や霜になります。

ドアの開閉が多い、扉を長時間開けている、食品を詰め込みすぎて閉まりにくい、ドアパッキンが劣化しているといった条件が重なると、霜が増えやすくなります。熱い食品を十分に冷まさずに入れたり、湿気の多い食品をむき出しで保存したりすることも、庫内の水分を増やす要因です。

ただし、霜がついたからといって、必ずしも故障しているわけではありません。アイリスオーヤマの公式サポートでも、直冷式の冷蔵庫は庫内の冷却器に湿気が結露するため、霜がつきやすいと説明されています。冷却方式によって、必要な対処は変わります。

最初に確認したいのは、冷却方式と霜がついている場所です。機種名を確認して取扱説明書を調べると、自分で霜取りをすべきか判断しやすくなります。

比較項目 自動霜取り式 手動霜取り式
主な特徴 冷却器の霜を自動的に溶かす仕組みがある 冷却器に霜がつき、利用者が除霜する必要がある
よく見られる構造 ファンで冷気を循環させるタイプなど 冷却器が庫内に露出した直冷式など
普段の霜取り 原則として手動作業は不要 取扱説明書に従って手動で行う
霜が増えたとき 扉の密閉状態や除霜機能の異常を確認する 適切なタイミングで運転を止め、自然に溶かす
注意点 庫内の一部に一時的な霜や水滴が生じる場合がある 溶けた水の受け皿や排水方法を確認する

自動霜取り機能は、冷却器についた霜をヒーターなどで定期的に溶かし、発生した水を排水経路から蒸発皿へ送る仕組みが一般的です。利用者が毎回電源を切って氷を溶かす必要はありません。

一方、自動霜取り機能がない直冷式では、冷却器に霜が蓄積します。パナソニックの取扱説明書にも、機種によっては冷却器に一定量の霜がついた段階で手動霜取りを行うよう案内されています。霜取りの目安は機種ごとに異なるため、別の冷蔵庫の基準をそのまま当てはめないでください。

【実践ガイド】冷蔵庫の霜取りの正しい手順・電源の切り方・所要時間

手動霜取りでは、霜を無理に削るのではなく、冷却を止めて自然に溶かす方法が基本です。作業前に食品の保管場所と排水の準備を整えておくと、床や収納部を水浸しにするリスクを減らせます。

手順1:食品を取り出して保管する

冷凍食品、肉、魚、アイスクリームなどを取り出し、保冷剤を入れたクーラーボックスなどへ移します。冷蔵食品も、庫内温度が上昇する可能性を考えて、必要に応じて別の冷蔵庫や保冷容器に移してください。

作業時間が長くなりそうな場合は、食品の量に対して十分な保冷容量を確保します。食品を室温に長時間放置することは避け、霜取り中に冷蔵庫のドアを何度も開け閉めしないようにしましょう。

手順2:取扱説明書に従って運転を停止する

手動霜取り式では、温度調節ダイヤルを「切」にする、電源プラグを抜くなど、機種に指定された方法で冷却運転を停止します。ダイヤルの「切」が運転停止を意味する機種もあれば、電源プラグを抜く手順が記載された機種もあります。

電源プラグを抜く場合は、濡れた手で触らず、コードではなくプラグ本体を持って抜いてください。床に水が広がる可能性があるため、コンセント周辺に水がかからないよう注意します。

自動霜取り式の冷蔵庫で、通常の運転中に一時的な霜を見つけただけなら、むやみに電源を切る必要はありません。大量の氷が繰り返し発生する場合は、自己流で除霜する前に取扱説明書のトラブル対処を確認してください。

手順3:床にタオルを敷き、霜を自然に溶かす

庫内や冷凍室の下にタオルを敷き、溶けた水を受ける容器や露受け皿を、説明書で指定された位置に設置します。排水栓や排水ホースがある機種は、説明書に従って準備してください。

ドアを開けるか閉めるかは機種や状況によって異なります。シャープの公式サポートでは、手動霜取りの際にドアを開放する手順を案内する一方、庫内に食品が残っている場合は、なるべくドアを開けないよう注意しています。食品をすべて退避させた状態で、指定された手順を守ることが大切です。

霜が自然に溶けたら、柔らかい布で水分を拭き取ります。霜が多い場合は一度に大量の水が出ることがあるため、受け皿の水位を確認し、必要に応じて水を捨ててください。

手順4:水分を拭き取り、運転を再開する

庫内や冷却器の周辺に水分が残っていないか確認し、取り外した棚や受け皿を正しい位置に戻します。排水栓や排水口のふたを外した場合は、閉め忘れがないか確認してください。

その後、取扱説明書に従って温度設定を元に戻し、必要に応じて電源プラグを差し込みます。運転停止後すぐに再通電すると、圧縮機に負担がかかる機種もあります。パナソニックやシャープの一部機種では、運転停止後に一定時間待つよう案内されているため、再通電までの時間も説明書で確認してください。

庫内が十分に冷えてから食品を戻します。冷え方や運転音に異常がある場合は、何度も電源を抜き差しせず、メーカーの案内に従って点検を依頼しましょう。

冷蔵庫の霜取りにかかる時間はどれくらい?

霜取りにかかる時間は、霜の厚さ、室温、冷却器の構造、排水方式などによって変わります。薄い霜なら比較的早く溶ける場合もありますが、厚い氷がついていると、数時間では終わらないことがあります。

パナソニックは、運搬前の霜取りについて、電源プラグを抜いてから霜が溶けるまで15時間以上かかる場合があると案内しています。これは運搬前の準備に関する説明であり、すべての冷蔵庫の霜取り時間を示すものではありません。東京電力エナジーパートナーも、引っ越し前の霜取りには、メーカーや機種、季節、霜の状態によっておよそ半日かかると説明しています。

そのため、霜取りを急ぐ場合でも、作業時間を一律に決めつけるのは避けましょう。引っ越し前など、決まった時刻までに終える必要がある場合は、余裕を持って前日から準備するのが現実的です。

【故障を防ぐ】霜取りでやってはいけないこと・お湯やドライヤーの危険性

霜取りで特に避けたいのは、氷を短時間で取り除こうとして、冷却器や庫内の樹脂部品を傷めることです。冷蔵庫の内部には、外から見えにくい冷却用配管などがあるため、見えている氷だけを狙って削っても安全とは限りません。

ナイフ・キリ・金属製のヘラで氷を削らない

ナイフ、キリ、ドライバー、金属製のヘラなどを使って霜を削るのは避けてください。シャープの公式サポートは、冷却用パイプに穴が開くと故障につながり、冷媒が漏れた場合には発火・爆発のおそれがあると注意喚起しています。

鋭利な道具を差し込んだり、氷を力任せにこじったりする行為は、修理費用を増やす原因にもなります。付属の霜取り用ヘラがある場合でも、使用できる場所や方法は取扱説明書の指示に従いましょう。

ドライヤーの熱風を当てない

ドライヤーを使えば早く溶けそうに見えますが、冷蔵庫の霜取りには適していません。シャープは、ドライヤーなどの熱器具を使用すると、熱によって冷蔵庫が変形し、冷えなくなるおそれがあると説明しています。

庫内の樹脂部品が変形したり、熱が一部に集中して部品を傷めたりする可能性もあります。電気製品である冷蔵庫の内部に水分がある状態で、電気式の熱器具を使用すること自体も避けるべきです。

お湯を直接注がない

冷蔵庫の霜取りにお湯を使えるかという疑問に対しては、庫内や冷却器に熱湯を直接注ぐ方法は避けるのが基本です。急激な温度変化による部品への負担や、溶けた水が排水経路に流れ込むことによる水漏れのリスクがあります。

庫内の汚れを拭く際に、ぬるま湯で湿らせた柔らかい布を使えるかどうかは、機種の取扱説明書を確認してください。お湯を使った布拭きと、氷を溶かす目的で熱湯を直接かけることは別です。

冷蔵庫を傾けたり、横倒しにしたりしない

溶けた霜や水を一度に排出しようとして、本体を傾けたり横倒しにしたりするのも危険です。冷蔵庫の設置状態や内部の冷却システムに影響を与え、故障につながるおそれがあります。

霜取りは、冷蔵庫を通常の設置状態に保ったまま、指定された排水方法で行うのが基本です。水が多くて受け皿からあふれそうな場合は、こまめに水を捨て、床にタオルを追加して対応してください。

【再発を防ぐ】霜取り後の水漏れ原因と日常の予防策

霜取り後に床が濡れていたり、冷凍室の底に水がたまったりした場合、必ずしも故障とは限りません。霜が溶けた水を受け皿で受けきれなかった、排水栓が開いたままになっている、受け皿が正しい位置に戻っていないといった原因が考えられます。

ハイアールの公式修理案内では、水漏れの原因として、機種によってはドレン部の詰まりや霜取りヒーターの故障などが挙げられています。東芝ライフスタイルの修理料金表にも、ドレン詰まりやドアパッキンの不具合が水漏れなどの症状に関連する項目として掲載されています。

霜取り後に水漏れしたときの確認ポイント
  • 受け皿の水があふれた:水を捨て、周囲に残った水分を拭き取る。
  • 排水栓やふたの閉め忘れ:取扱説明書に従い、部品が正しい位置にあるか確認する。
  • 排水経路の詰まり:自分で無理に奥を突かず、メーカー指定の清掃方法を確認する。
  • 通常使用中も水漏れが続く:ドレン部、霜取り機構、ドアパッキンなどの不具合を疑い、点検を依頼する。

一度水を拭き取っても、通常の使用中に繰り返し水が漏れる場合は、単なる霜取りの残り水と決めつけないでください。水が電源コードやコンセントにかかっている場合は、濡れた状態でプラグを触らず、安全を確保したうえでメーカーや修理窓口に相談しましょう。

霜の再発を防ぐ5つの習慣

1.ドアを開ける時間を短くする。庫内に湿った空気が入る量を減らすことが、霜の発生を抑える基本です。取り出す食品を先に決め、ドアを開けたまま探し続けないようにします。

2.ドアパッキンの密閉状態を確認する。パッキンに食品の袋や容器が挟まっていると、ドアが完全に閉まらない場合があります。汚れを拭き取り、ひび割れや変形がないか確認してください。破損がある場合は交換について相談します。

3.食品を詰め込みすぎない。収納物がドアに当たっていないか、冷気の吹き出し口を塞いでいないかを確認します。庫内の空気が循環しやすい状態を保つことで、冷え方の偏りを抑えられます。

4.食品の水分と温度に注意する。温かい料理は適切に冷ましてから保存し、湿気の多い食品は必要に応じて容器やラップで覆います。ただし、食品の衛生管理上、常温で長時間放置して冷ます方法は避けてください。

5.温度設定を説明書に合わせる。冷やしすぎる設定や、機種に合わない運転条件は霜の発生に影響することがあります。アイリスオーヤマの公式FAQでも、直冷式では温度調節を強くしすぎると霜がつきやすくなる場合があると説明されています。季節や使用環境を考慮し、指定範囲内で調整しましょう。

なお、自動霜取り式の冷蔵庫であっても、ドアの密閉不良や排水経路の詰まりがあれば、霜や水滴が目立つ場合があります。霜取りの回数を増やすより、発生場所と使用状況を確認するほうが、原因の特定につながります。

【故障かどうかを判断】霜取りができない原因と修理費用の目安

手動霜取り式なのに霜がなかなか溶けない場合は、霜の厚さや室温、冷却器の構造を確認してください。自然に溶けるのを待つ方式では、周囲温度などの条件によって時間が長くかかることがあります。短時間で溶けないからといって、すぐに故障と判断する必要はありません。

一方、自動霜取り式で大量の霜や氷が繰り返し発生する、冷却性能が落ちる、運転音が普段と変わる、庫内に水がたまるといった症状が続く場合は、除霜ヒーター、温度センサー、制御基板、排水経路などの不具合が考えられます。ドアパッキンの劣化による湿気の侵入も確認したいポイントです。

修理を依頼する前に確認したいこと
  • 冷蔵庫のメーカー名と型番、購入時期を控える。
  • 霜が発生する場所と、どのくらいの頻度で増えるかを確認する。
  • 冷蔵室・冷凍室が通常どおり冷えているかを確認する。
  • エラー表示、水漏れ、異音などの症状を記録する。
  • 取扱説明書に記載された利用者向けの確認方法を試し、改善しなければ修理窓口へ相談する。

修理費用は、原因となる部品、機種、出張地域、作業内容によって変わります。各社が公開する概算料金を参考にすると、軽微な排水不良と、除霜回路や冷却システムの故障とでは、費用に大きな差が生じます。

たとえば、ハイアールの公式修理概算表では、霜取りやドレン部の不具合に関連する項目として、ドアパッキン不良や水漏れなどに9,000~17,000円程度の目安が示されています。東芝ライフスタイルの公開料金表では、ドレン詰まりが21,000~25,000円、除霜センサーの交換が19,000~22,000円、冷凍サイクル修理が44,000~99,000円などとされています。

これらは各社が示す対象機種・作業ごとの概算であり、2026年のすべての冷蔵庫に共通する料金ではありません。東芝の料金表には2025年4月1日現在の金額が記載されているため、依頼時には最新の見積もりを確認してください。部品の入手状況や製品の使用年数によっては、修理より買い替えが合理的な場合もあります。

特に、霜取りをしてもすぐに大量の氷が再発する、庫内が十分に冷えない、水漏れが続くといった症状がある場合は、何度も自己流の除霜を繰り返すより、点検を依頼するほうが安全です。冷却用配管を傷つけた可能性がある場合は、使用を続けず、メーカーへ相談してください。

【冷蔵庫の霜取り】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:冷蔵庫の霜取りは何時間くらいかかりますか?
A1:霜の厚さや室温、冷却方式によって異なります。薄い霜なら比較的早く溶けますが、厚い霜では半日以上かかる場合もあります。パナソニックは運搬前の霜取りについて15時間以上かかる場合があると案内しています。機種の説明書を確認し、余裕を持って作業してください。

Q2:冷蔵庫の霜取りで電源は必ず切る必要がありますか?
A2:手動霜取り式では、取扱説明書の指示に従って運転を停止するのが基本です。温度調節ダイヤルを「切」にする機種もあれば、電源プラグを抜く機種もあります。一方、自動霜取り式は通常の使用中に手動で電源を切る必要はありません。冷却方式を確認してから対応しましょう。

Q3:冷蔵庫の霜取りにドライヤーやお湯を使ってもよいですか?
A3:ドライヤーの熱風を当てたり、熱湯を庫内や冷却器に直接かけたりする方法は避けてください。変形や部品の損傷、故障につながるおそれがあります。自然に溶かす方法を基本とし、清掃にぬるま湯を使う場合も取扱説明書の指示に従ってください。

冷蔵庫の霜取りは、単に氷を取り除くだけの作業ではありません。冷却方式を確認し、食品の保管、電源の停止、排水の準備、自然解凍、乾燥、運転再開という順序を守ることが、故障や水漏れを防ぐ基本です。

手動霜取り式なら、指定された方法で運転を止め、霜を自然に溶かして水分を拭き取ります。自動霜取り式なら、通常は手動作業を行わず、霜の量や発生場所、冷却状態に異常がないかを確認します。ナイフや金属製の工具、ドライヤー、熱湯を使って無理に作業を早めようとするのは避けましょう。

また、霜が繰り返し発生する場合は、ドアの密閉状態、食品の詰め込み方、温度設定、排水経路などを見直すことが有効です。それでも大量の霜や水漏れが続くなら、除霜機構の故障も視野に入れ、修理費用と使用年数を比較して判断してください。

迷ったときは、メーカーの取扱説明書に記載された方法を優先する。この原則を守ることが、冷蔵庫を安全に使い続け、余計な修理費用を防ぐための最も確実な方法です。

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コンテンツディレクター 霧島 直人
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芸能担当15年。事務所の公式リリースと本人の公式SNSを一次情報とし、夕刊紙の報道は複数媒体が一致した場合だけ触れます。

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