映画『ザ・ファブル』のキャストが気になっている人に向けて、2019年公開の第1作と、2021年公開の続編『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』の出演者・登場人物をまとめました。主演の岡田准一が演じる伝説の殺し屋・佐藤アキラを中心に、相棒の佐藤ヨウコ役・木村文乃、清水ミサキ役・山本美月、ボス役・佐藤浩市など、物語を彩る豪華キャストを紹介します。
第2作では、堤真一、平手友梨奈、安藤政信が新たに参加。前作から続投した俳優と新キャストの違い、人物同士の関係、江口カン監督と南勝久の原作漫画とのつながりも整理します。2026年時点のシリーズ展開も含め、映画を観る前にも、鑑賞後の振り返りにも役立つ内容です。
【作品概要】ザ・ファブルは2019年と2021年の2作品が映画化

『ザ・ファブル』は、南勝久による人気漫画を実写映画化したアクション・コメディ作品です。どんな相手でも短時間で仕留める伝説の殺し屋が、ボスの命令によって1年間殺しを禁止され、一般人として生活するという独特の設定が物語の軸になっています。
主人公のファブルは、偽名として佐藤アキラを名乗り、相棒のヨウコとともに普通の生活を始めます。しかし、裏社会の人間関係や過去の因縁が次々と絡み、平穏な日常は簡単には続きません。
映画1作目と2作目の基本情報- 第1作『ザ・ファブル』
2019年6月21日公開。監督は江口カン、脚本は渡辺雄介。ファブルが殺しを休業し、一般社会で暮らすことになった経緯と、ミサキをめぐる事件を描きます。
- 第2作『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』
2021年6月18日公開。江口カン監督が続投し、脚本には山浦雅大と江口カンが参加しました。原作漫画でも人気の高い宇津帆編を軸に、過去の事件と新たな敵との対決が描かれています。
両作品とも主演は岡田准一、相棒役は木村文乃です。作品の基本設定を共有しながら、第2作では新しい人物の登場によってドラマ性が強化されています。
第1作の興行成績も注目された2019年公開の第1作は、アクションとコメディを融合した娯楽映画として幅広い観客を集めました。興行通信社調べとしてシネマトゥデイが報じた数字によると、観客動員数は約130万人、興行収入は17.7億円を記録しています。
この実績は続編制作につながる大きな背景の一つです。第1作の劇場公開時の鑑賞者アンケートでも、96.5%が続編に期待すると回答したことが、松竹の続編発表資料で紹介されています。
【映画1作目】ザ・ファブルのキャスト一覧と登場人物
2019年公開の第1作では、岡田准一を筆頭に、木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理など、幅広いジャンルで活躍する俳優が集結しました。
裏社会の緊張感を担う俳優陣と、アキラの日常生活を支える人物を演じる俳優陣の対比が、作品の大きな見どころです。
主要キャストと役柄- 岡田准一:ファブル/佐藤アキラ
主人公。裏社会で伝説と恐れられる殺し屋ですが、ボスから1年間殺しを禁止され、一般人として生活します。無表情で独特な言動を見せる一方、圧倒的な身体能力と戦闘技術を持っています。 - 木村文乃:佐藤ヨウコ
アキラの相棒。兄妹という設定で一緒に暮らし、一般社会での生活を送ります。酒好きで頭の回転が速く、アキラとは対照的な性格が魅力です。 - 山本美月:清水ミサキ
アキラが一般人として働くきっかけをつくる女性。バイト先でアキラと関わり、物語の重要人物となります。 - 福士蒼汰:フード
ファブルの存在を追う若き殺し屋。高い戦闘能力を持ち、アキラにとって危険な相手となります。 - 柳楽優弥:小島
海老原の弟分。出所後に裏社会へ戻り、組織内の人間関係を揺さぶります。 - 向井理:砂川
組織の幹部。小島との対立などを通して、裏社会の権力争いを描く役割を担います。 - 木村了:コード
裏社会に関わる人物。事件をめぐる緊張感を高めます。 - 井之脇海:黒塩(クロ)
海老原のもとにいる若者。アキラとの関わりを通して、作品の人間ドラマを支えます。 - 佐藤二朗:田高田
アキラのバイト先の社長。独特の人柄で、一般人として暮らすアキラの日常に欠かせない存在です。 - 光石研:浜田
裏社会の組織に関わる人物。 - 安田顕:海老原
組織の幹部。小島やクロとの関係を通して物語に関わります。 - 佐藤浩市:ボス
ファブルとヨウコを管理する人物。アキラに一般人として暮らすよう命じる物語の発端をつくります。
主要キャスト以外にも、物語の世界観を広げる出演者がいます。
- 藤森慎吾:河合ユウキ
- 宮川大輔:ジャッカル富岡
- 好井まさお:貝沼悦司
- 加藤虎ノ介:砂川の部下
- 粟島瑞丸:松沢
- 六角精児:バーのマスター
- モロ師岡:鉄板焼き屋の店長
- 南出凌嘉:幼少期のファブル
なかでも宮川大輔演じるジャッカル富岡は、アキラが好んで見るお笑い芸人という設定です。殺し屋という物騒な肩書きと、日常のささやかな楽しみを大切にするアキラのギャップを象徴する存在でもあります。
【続編・殺さない殺し屋】新キャストと続投出演者を紹介
2021年公開の『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』では、第1作の主要メンバーが再集結しました。加えて、堤真一、平手友梨奈、安藤政信という実力派俳優が新たに参加し、物語の中心となる人物関係が大きく変化しています。
続投キャストと役柄- 岡田准一:ファブル/佐藤アキラ
引き続き主人公を担当。殺しを禁じられた生活を続けながら、新たな事件に巻き込まれます。 - 木村文乃:佐藤ヨウコ
アキラの相棒。前作と同様、彼の生活を支えながら、独自の判断力で事件に関わります。 - 山本美月:清水ミサキ
アキラのバイト先の同僚。引き続き日常パートの重要人物です。 - 佐藤二朗:田高田
アキラが働く会社の社長。独特な存在感で作品にユーモアを加えます。 - 井之脇海:黒塩(クロ)
前作から続く人物で、アキラたちの周辺に関わります。 - 安田顕:海老原
裏社会の組織に関係する人物。前作から引き続き登場します。 - 佐藤浩市:ボス
アキラに殺しを禁じる指令を出した人物。続編でも物語の根幹を支えます。 - 宮川大輔:ジャッカル富岡
アキラが好きな芸人として再登場します。 - 好井まさお:貝沼
前作から続投する人物。第2作でもキャストに名を連ねています。
- 堤真一:宇津帆
第2作の中心的な敵役。表向きは子どもを守るNPOの代表ですが、裏では若者を標的にする危険な人物です。ファブルへの復讐心を抱いています。 - 平手友梨奈:佐羽ヒナコ
過去の事件でアキラが救えなかった車椅子の少女。アキラとの再会が第2作の重要な物語の起点となります。 - 安藤政信:鈴木
宇津帆と行動を共にする凄腕の殺し屋。アキラと対峙する危険な存在です。 - 黒瀬純:井崎
宇津帆側に関わる人物。新たな敵側の人間関係を構成します。 - 橋本マナミ:アイ
第2作に登場する人物。新しい事件に関係する役どころです。
第2作では、宇津帆を中心とする敵側の人物関係が物語を動かします。特に堤真一の宇津帆と安藤政信の鈴木という組み合わせは、岡田准一演じるアキラとの対決に緊張感を与えています。
一方、平手友梨奈演じるヒナコは、単なる事件の被害者という立場にとどまりません。過去にアキラと接点があり、彼が自分の力を何のために使うのかというテーマにも深く関係しています。
【キャスト比較表】映画1作目と2作目の続投・新参加の違い
2作品の出演者を比較すると、シリーズの中心人物は継続しながら、事件を動かす新しい人物が第2作で加わっていることが分かります。
松竹の公式作品情報と続編の出演者発表、各作品のキャスト情報を照らし合わせると、次のように整理できます。
| 俳優名 | 役名 | 第1作・2019年 | 第2作・2021年 | 分類 |
|---|---|---|---|---|
| 岡田准一 | ファブル/佐藤アキラ | 出演 | 出演 | 主演・続投 |
| 木村文乃 | 佐藤ヨウコ | 出演 | 出演 | 主要キャスト・続投 |
| 山本美月 | 清水ミサキ | 出演 | 出演 | 続投 |
| 佐藤二朗 | 田高田 | 出演 | 出演 | 続投 |
| 井之脇海 | 黒塩(クロ) | 出演 | 出演 | 続投 |
| 安田顕 | 海老原 | 出演 | 出演 | 続投 |
| 佐藤浩市 | ボス | 出演 | 出演 | 続投 |
| 宮川大輔 | ジャッカル富岡 | 出演 | 出演 | 続投 |
| 好井まさお | 貝沼 | 出演 | 出演 | 続投 |
| 堤真一 | 宇津帆 | 出演なし | 出演 | 新キャスト |
| 平手友梨奈 | 佐羽ヒナコ | 出演なし | 出演 | 新キャスト |
| 安藤政信 | 鈴木 | 出演なし | 出演 | 新キャスト |
| 黒瀬純 | 井崎 | 出演なし | 出演 | 新キャスト |
| 橋本マナミ | アイ | 出演なし | 出演 | 新キャスト |
この比較で押さえたいのは、岡田准一と木村文乃をはじめとする主要人物の軸が変わっていないことです。第1作で構築されたアキラの日常と裏社会の人間関係を引き継ぎながら、第2作では新しい事件に関わる人物を加えています。
なお、第1作には福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、木村了、藤森慎吾、光石研らも出演しています。これらの俳優は第2作の公式出演者一覧には記載されておらず、前作の出演者全員がそのまま続投したわけではありません。
【相関図を解説】アキラ・ヨウコ・宇津帆・ヒナコの関係
『ザ・ファブル』の登場人物を理解するうえで大切なのは、一般社会で暮らすアキラたちと、裏社会に関わる人物の関係を分けて考えることです。
アキラとヨウコは相棒として生活するアキラとヨウコは、同じ組織に属していた相棒同士です。一般人として暮らす際には兄妹という設定を使い、周囲に正体を知られないように生活しています。
アキラは何事にも淡々としている一方、ヨウコは機転が利き、社交的な一面もあります。2人の性格の違いがコミカルなやり取りを生み出しています。
ボスはアキラの生活を左右する存在ボスはアキラとヨウコを管理する人物です。第1作ではアキラに1年間の殺し禁止を命じ、物語の出発点をつくりました。第2作でも、この指令が作品全体の基本条件として引き継がれています。
第1作はミサキをめぐる事件が中心第1作では、アキラが一般人として出会ったミサキが事件に巻き込まれます。田高田が社長を務める職場での生活や、ヨウコとの日常が描かれる一方、小島や砂川、フードなど裏社会の人物がアキラの平穏を脅かします。
日常パートと危険な事件が交互に展開するため、アクションだけでなく、アキラが一般社会に適応しようとする姿にも注目したいところです。
第2作は宇津帆とヒナコの過去が物語の鍵『殺さない殺し屋』では、宇津帆とヒナコをめぐる過去の因縁が中心となります。宇津帆は表向きにはNPO代表として活動しながら、裏では若者を利用する人物です。
鈴木は宇津帆と行動を共にする殺し屋であり、アキラと直接対峙する存在です。一方、ヒナコは過去にアキラが救えなかった少女で、偶然の再会が新たな事件につながります。
つまり、第2作の人物関係は、単純な善悪の対立だけではありません。過去の行動によって生まれた因縁や、他人を守るために何ができるのかという問いが物語に深みを与えています。
【2026年最新】南勝久の原作漫画と映画シリーズの今後
映画版のキャストを理解するには、原作漫画との関係も押さえておきたいところです。
原作は南勝久による『ザ・ファブル』。講談社の「週刊ヤングマガジン」で連載された人気作品で、殺し屋が一般人として暮らすという独特の設定に加え、登場人物の人間性や社会の裏側を描いたストーリーが特徴です。
映画2作目は原作の宇津帆編が中心第2作『殺さない殺し屋』は、原作漫画の宇津帆編を実写化した作品です。松竹の公式サイトでも、原作ファンから人気の高いエピソードとして紹介されています。
映画では、岡田准一が主演だけでなくファイトコレオグラファーとしても制作初期から参加。江口カン監督やアクション監督の横山誠らとともに、アクションシーンの構築に携わりました。
そのため、第2作はキャストの変更だけでなく、アクションの見せ方という点でも前作から進化した作品です。
原作は第3部『The third secret』へ2026年時点では、南勝久による原作漫画は第3部『ザ・ファブル The third secret』が展開されています。講談社およびヤングマガジンの公式作品情報でも連載が確認できます。
また、テレビアニメ版については、公式サイトで2027年1月から日本テレビ系での放送開始が発表されています。映画版のキャスト情報とアニメ版の出演者情報は別のものとして整理する必要があります。
映画1作目・2作目のキャストを調べている場合は、岡田准一、木村文乃を中心とした実写映画の出演者一覧を基準にすると、情報を混同しにくくなります。
【よくある質問】ザ・ファブルのキャストに関するFAQ
Q1:ザ・ファブルの主演俳優は誰ですか?
A1:主演は岡田准一です。伝説の殺し屋ファブルこと佐藤アキラを演じています。第1作と第2作の両方で主演を務めています。
Q2:木村文乃はザ・ファブルで何役を演じていますか?
A2:アキラの相棒である佐藤ヨウコ役です。第1作・第2作ともに出演しており、アキラと一緒に一般人として生活する重要人物です。
Q3:ザ・ファブルの2作目で新しく加わったキャストは誰ですか?
A3:主要な新キャストは堤真一、平手友梨奈、安藤政信です。堤真一が宇津帆、平手友梨奈が佐羽ヒナコ、安藤政信が鈴木を演じています。また、黒瀬純と橋本マナミも新たに参加しています。
Q4:映画1作目と2作目の監督は同じですか?
A4:はい。どちらも江口カン監督です。ただし、脚本は第1作が渡辺雄介、第2作が山浦雅大と江口カンによるものです。
Q5:ザ・ファブルの原作漫画を描いたのは誰ですか?
A5:南勝久です。講談社の「ヤングマガジン」で連載された作品で、2026年時点では第3部『ザ・ファブル The third secret』も展開されています。
Q6:映画1作目の興行収入はいくらですか?
A6:興行通信社調べとして報じられた数字では、観客動員数約130万人、興行収入17.7億円です。これは2019年公開の第1作の成績です。
Q7:映画3作目は公開されていますか?
A7:ここで紹介している実写映画は、2019年の第1作と2021年の『殺さない殺し屋』の2作品です。原作漫画の第3部や2027年放送予定のテレビアニメとは、別の展開として整理しておくと分かりやすくなります。
映画『ザ・ファブル』の魅力は、岡田准一が演じるアキラの圧倒的なアクションだけではありません。木村文乃演じるヨウコとの掛け合い、山本美月演じるミサキとの日常、佐藤浩市演じるボスとの関係など、個性的な登場人物が織りなす人間ドラマも作品を支えています。
2019年の第1作では、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理らが裏社会の緊張感を演出。2021年の第2作では、堤真一、平手友梨奈、安藤政信が新たに加わり、宇津帆を中心とする因縁の物語が展開されました。
キャストを比較する際に押さえておきたい要点は、次の3つです。
- 岡田准一と木村文乃は2作品を通して中心人物を演じている。
- 第2作では堤真一、平手友梨奈、安藤政信らが加わり、物語の人間関係が広がった。
- 両作品は同じ江口カン監督による実写シリーズであり、原作の異なるエピソードを映像化している。
【プロの結論】キャストを知ってから映画を観るなら、まず第1作でアキラとヨウコ、ミサキ、ボスの関係を理解し、その後に『殺さない殺し屋』を鑑賞する順番がおすすめです。第2作で新たに登場する宇津帆、ヒナコ、鈴木の背景が理解しやすくなり、アクションだけでなく人物同士の因縁や心理的な対立まで楽しめます。
出演者の名前だけでなく、それぞれが演じる人物の立場や過去を押さえること。それが『ザ・ファブル』シリーズをより深く楽しむためのポイントです。
主な事実確認資料: 松竹公式作品情報、映画『ザ・ファブル』制作会社KOO-KIの作品情報、ORICON NEWS、シネマトゥデイ、講談社・ヤングマガジン公式作品情報。