現在、ベビースターラーメンの公式キャラクターを務めているのは、3代目のホシオくんです。
おやつカンパニーの公式キャラクター紹介では、ホシオくんは2017年から活躍する3代目として掲載されています。2026年11月現在も、ベビースターを象徴する現行キャラクターです。
ホシオくんの特徴は、星柄の服と元気いっぱいの表情。歌とダンスが得意で、ベビースターのおいしさだけでなく、食べる楽しさやワクワク感を伝える役割を担っています。
ホシオくんの基本プロフィール
ホシオくん
- 名前:ホシオくん
- 性別:男の子
- 年齢:ひみつ
- 生まれ:日本
- 育ち:海外を転々とした後、日本に戻る
- 性格:元気で活発、少し目立ちたがり
- 特技:歌とダンス
- 好物:ベビースター
- 夢:いつかビッグスターになる
- 合言葉:キブンちょい上げ
これらは、おやつカンパニーが公開している公式プロフィールに基づく情報です。
特に興味深いのは、年齢が「ひみつ」とされていること。一般的な子ども向けキャラクターのように年齢を固定せず、幅広い世代に親しまれる存在として設定されています。
また、ホシオくんの小指を立てたポーズには、合言葉である「キブンちょい上げ」の意味が込められています。単に商品パッケージに描かれるマスコットではなく、食べることで気分が少し明るくなるというブランドのメッセージを体現しているのです。
公式プロフィールでも、ベビースターを食べると嬉しくなったり楽しくなったりすることを、多くの人に伝えるのが使命とされています。
【歴代キャラクター一覧】初代の女の子からホシオくんまでの変遷

ベビースターラーメンのキャラクターは、大きく分けて3世代に分類できます。
ただし、2代目の時代にはベイちゃんだけでなく、妹のビーちゃんも登場しています。
おやつカンパニーの公式発表と2017年のキャラクター紹介を基に、歴史を整理すると次のようになります。
出典はおやつカンパニーの2016年12月13日付引退発表、同年12月20日付新キャラクター発表、2017年1月31日付引継ぎ式の資料です。
初代ベビースターキャラクターは名前のない女の子?初代キャラクターは、1959年のベビーラーメン発売当初からパッケージに描かれていた女の子です。
当時のパッケージはオレンジ色を基調としており、現在のベビースターとはかなり異なるデザインでした。
おやつカンパニーの公式発表でも、このキャラクターは「元気な女の子のイラスト」として紹介されています。
ここで押さえておきたいのは、初代の女の子には、公式資料で確認できる固有のキャラクター名が示されていないという点です。
そのため、現在インターネット上で見かける「初代ベビースターのキャラクター名」を調べる場合、後のベイちゃんやホシオくんと同じような正式名称があったと考えるのは正確ではありません。
初代は、商品を象徴するイラストとして約30年間にわたって親しまれました。
2代目ベイちゃんとビーちゃんはどんなキャラクター?1988年に登場したベイちゃんは、わんぱくなイメージの男の子です。
その後、2000年には妹のビーちゃんが加わり、2人でベビースターのパッケージを彩るようになりました。
公式プロフィールによると、2人の設定は次のとおりです。
- ベイちゃん:10歳
- ビーちゃん:8歳
- 居住地:東京都
- 父親:作家
- 母親:デザイナー
特に印象的なのは、衣装の設定です。
ベイちゃんとビーちゃんは、母親が作ったコスチュームを身に着けてさまざまな場所へ出かけるというキャラクター設定でした。
ベイちゃんは北海道から沖縄まで旅をし、中国やイタリアなど海外にも足を延ばし、宇宙旅行まで経験する行動派として紹介されています。
加えて、フレーバーごとに衣装を変えるという仕掛けも特徴でした。
文字を読むことが難しい小さな子どもでも、キャラクターの衣装から商品の味をイメージしやすくする。ベイちゃんは、かわいらしさだけでなく、商品の特徴を伝える実用的な役割も担っていたのです。
【ホシオくん誕生秘話】名前の由来はベビースターの「一番星」
ホシオくんの名前は、企業側が最初から決めていたものではありません。
実は、一般公募によって決定した名前です。
約4万7500通の応募から選ばれた名前2016年12月20日、おやつカンパニーは3代目となる新キャラクターを発表しました。
この時点では、まだ名前がありませんでした。
同社は新キャラクターの名前を一般公募し、2017年1月9日まで募集を実施。応募総数は約4万7500通に達しました。
そして、2017年1月31日に開催された「ベビースターキャラクター引継ぎ式」で、正式名称が「ホシオくん」に決定したことが発表されました。
ITmediaやおやつカンパニーの公式イベントレポートでも、この命名経緯が報じられています。
なぜ「ホシオくん」なのか?名前の由来を理解するには、ベビースターラーメンの商品名の歴史を知る必要があります。
実は、ベビースターラーメンは1959年の発売当初、「ベビーラーメン」という名前でした。
その後、1973年に「ベビースターラーメン」へ名称変更しています。
この変更には、子どもたちのおやつの一番星になってほしいという願いが込められていました。
東京キャラクターフォーラムが掲載した、おやつカンパニーのマーケティング本部担当者へのインタビューでは、このブランドの思いがホシオくんの命名にも反映されたと説明されています。
つまり、ホシオくんの「ホシ」は、単に星柄の服を着ているから付けられた名前ではありません。
ベビースターという商品名に込められた「子どもたちの中で輝き続ける一番星」という願いを引き継いでいるのです。
ホシオくんが目指すのはビッグスターホシオくんの公式設定には、いつかビッグスターになるという夢があります。
歌とダンスが得意で、ベビースターへの愛情を全身で表現することが特徴です。
2代目のベイちゃんが衣装によって味を伝える役割を持っていたのに対し、ホシオくんは表情や動きによって楽しさを伝えます。
この違いが、3代目への交代を理解する要点です。
【ベイちゃん・ビーちゃん引退の真相】2016年に何があった?
ベイちゃんとビーちゃんの引退が発表されたのは、2016年12月13日です。
突然の交代に驚いた人もいましたが、公式発表を読むと、約30年間の活動を終えて次世代へブランドを引き継ぐという位置付けだったことが分かります。
2016年12月13日、正式に引退を発表おやつカンパニーは、2016年12月13日付のプレスリリースで、ベイちゃんとビーちゃんが同年をもって引退すると発表しました。
1988年から約30年間、ベビースターの顔として活躍してきた2人にとって、大きな節目となりました。
この発表では、初代から受け継いできた歴史を次の世代へ引き継ぎ、未来の子どもたちにも新しいベビースターを知ってもらいたいという趣旨が示されています。
また、同社のメディア向けFAQでは、ベイちゃんが完全にいなくなるのかという質問に対し、発表どおり引退すると回答しています。
2017年1月31日、感動のキャラクター引継ぎ式引退発表から約1か月半後の2017年1月31日、東京都内の表参道スパイラルホールで「ベビースターキャラクター引継ぎ式」が開催されました。
このイベントでは、ベイちゃんと新キャラクターが登場し、ホシオくんからベイちゃんへ花束が贈られました。
式典にはベビースターの公式サポーターを務めた三戸なつめさんや、お笑い芸人のペナルティ、麒麟、ハイキングウォーキングのメンバーらも参加しています。
ホシオくんの名前も、この日に正式発表されました。
新キャラクターの登場を単なる商品リニューアルとして終わらせず、旧キャラクターへの感謝を伝えるイベントとして実施した点も特徴的です。
引退の理由は不祥事やトラブルだった?ここは誤解されやすい部分です。
公表された引退理由は、約30年間活躍してきたキャラクターから新しい世代へバトンを渡し、ベビースターブランドを次の時代につなげることでした。
東京キャラクターフォーラムのインタビューでは、おやつカンパニーのマーケティング本部担当者が、キャラクター交代の背景をさらに詳しく説明しています。
その内容を整理すると、次のようになります。
- ベイちゃん:味やフレーバーを視覚的に伝える役割。
- ホシオくん:おいしさに加え、食べる楽しさや感情を表現する役割。
消費者のニーズが、商品の機能や物質的な価値だけでなく、体験や感情的な価値にも広がってきたことが交代の背景にありました。
つまり、ベイちゃんの人気がなくなったから交代したという単純な話ではありません。
キャラクターに求める役割そのものが変化したことが、世代交代の大きな理由だったのです。
【キャラクター交代で何が変わった?】ベイちゃん時代とホシオくん時代の違い
キャラクターの変遷を振り返ると、実はパッケージデザインや販売戦略にも大きな変化がありました。
オレンジ色から白色へ変わった1988年初代の女の子が描かれていた時代、ベビースターのパッケージはオレンジ色が特徴でした。
1988年のベイちゃん登場と同時に、パッケージも白色を基調としたデザインに変更されました。
東京キャラクターフォーラムのインタビューによると、この背景には販売環境の変化がありました。
かつての主な販売先だった駄菓子屋だけでなく、コンビニやスーパーマーケットで商品を目立たせる必要が出てきたのです。
そこで、ロゴを大きく配置し、白を基調としたパッケージにすることで、売り場で目を引くデザインを目指しました。
ホシオくん時代は「おいしさ」から「楽しさ」へホシオくんの登場後も、白色を基調としたパッケージは引き継がれています。
一方で、キャラクターの見せ方は変化しました。
ベイちゃん時代は、フレーバーに合わせた衣装が特徴でした。ホシオくんは、歌やダンス、豊かな表情などを使ってブランドの楽しさを伝えています。
マーケティング担当者へのインタビューでは、ホシオくんは商品パッケージだけでなく、キャラクターグッズやおやつタウンなど、さまざまな場面で活躍する存在へと広がったことも説明されています。
この変化は、キャラクターの役割が商品を説明するアイコンから、ブランドの世界観を伝える存在へと広がったことを意味します。
ベビースターラーメンという長寿ブランドが、昔からのファンを大切にしながら、新しい世代にも親しんでもらうための取り組みだったと考えられます。
【プロの結論】ベビースターのキャラクター交代から見えるブランドの歴史
ベビースターラーメンのキャラクターの変遷は、単純なデザイン変更ではありません。
初代の女の子は、商品の認知を支えるシンボルでした。
ベイちゃんとビーちゃんは、約30年間にわたりフレーバーや商品の魅力を視覚的に伝えてきました。
そしてホシオくんは、歌やダンスを通じてブランドの楽しさや感情的な価値を伝える存在として登場しました。
この3世代には、それぞれ異なる役割があります。
特に注目したいのは、約30年ごとにキャラクターを交代させながらも、ベビースターというブランドの中心的な価値を守っている点です。
また、ベイちゃんとビーちゃんを知る世代と、ホシオくんを知る世代が、同じ商品を通じて思い出を共有できることも、長寿ブランドならではの特徴です。
2026年現在、ホシオくんは2017年の登場から約9年が経過しています。今後のキャラクター展開を考えるうえでも、歴代キャラクターが築いてきたブランドの蓄積は重要な財産です。
【ベビースターラーメンのキャラクター】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ベビースターラーメンの現在のキャラクターは誰ですか?
A1:2026年11月現在の現行キャラクターは、3代目のホシオくんです。2017年に登場し、星柄の服と歌・ダンスが得意な元気な男の子として親しまれています。
Q2:ベビースターの初代キャラクターの名前は何ですか?
A2:1959年の発売当初からパッケージに描かれていた女の子です。おやつカンパニーの公式発表では女の子のイラストとして紹介されており、固有の名前は公表されていません。
Q3:ベイちゃんとビーちゃんはいつ引退しましたか?
A3:2016年をもって引退しました。おやつカンパニーは2016年12月13日に引退を発表し、2017年1月31日にホシオくんへの引継ぎ式を開催しました。
Q4:ホシオくんの名前の由来は何ですか?
A4:子どもたちのおやつの一番星になってほしいという、ベビースターの商品名に込められた願いが由来です。約4万7500通の一般公募から選ばれました。
Q5:ベイちゃんとビーちゃんは兄妹ですか?
A5:はい。ベイちゃんが10歳、ビーちゃんが8歳という公式設定で、ビーちゃんはベイちゃんの妹として2000年に登場しました。
Q6:ベイちゃんが引退したのは人気がなくなったからですか?
A6:公式に説明されているのは、約30年という節目での世代交代と、ブランドが伝える価値の変化です。ベイちゃんは味を伝える役割、ホシオくんは食べる楽しさを表現する役割を担うようになりました。
ベビースターラーメンのキャラクターは、1959年の初代の女の子から始まり、1988年のベイちゃん、2000年のビーちゃん、2017年のホシオくんへと変遷してきました。
最後に、覚えておきたいポイントを整理します。
- 初代(1959年〜):オレンジ色のパッケージに描かれた女の子。
- 2代目(1988年〜2016年):ベイちゃん。2000年には妹のビーちゃんも登場。
- 3代目(2017年〜):歌とダンスが得意なホシオくん。
- 現在(2026年):公式キャラクターとしてホシオくんが活躍中。
ベイちゃんとビーちゃんの引退は、約30年間の歴史に区切りをつける出来事でした。しかし、その役割や思いはホシオくんへと引き継がれています。
昔のパッケージを知っている人にとってはベイちゃんやビーちゃんが懐かしく、現在の子どもたちにとってはホシオくんがベビースターの顔になっています。
世代によって思い浮かべるキャラクターが違うことも、1959年から続くベビースターラーメンの歴史の面白さです。
主な参考資料:株式会社おやつカンパニー公式キャラクター紹介・2016年12月13日付引退発表・2016年12月20日付新キャラクター発表・2017年1月31日付引継ぎ式発表、ITmedia NEWS、TOKYO CHARACTER FORUM(2021年9月21日掲載・同社マーケティング担当者インタビュー)。